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第3回 学びの旅路「自分のトリセツを作る」を振り返って


こんにちは。
今日は、4月4日(日)に学問ノススメさんと協働で開催した
学びの旅路について振り返っていこうと思います。

この学びの旅路シリーズは,全3回シリーズで行われており,
第1回目は「大学について知る―WITH-Üメンバーによる学部紹介」
第2回目は「やる気について考える」
そして第3回目は「自分のトリセツをつくる」

というシリーズで開催してきました。
徐々に学問ノススメさんの生徒さんとの交流を増やしながら,
最後はアクティブラーニング形式の参加者が一生懸命考えてもらう
ワークショップを開催してきました。

このような背景で開催された第3回目は,生徒さん同士の交流を最大限
増やしながら行う参加型のワークショップになりました。ディスカッションに
プレゼンテーションにと,様々な活動を用意しましたが,高校生の皆さんには
本当に集中しながら思慮深い活動を展開していただけました。

今回は,参加者が6名と過去最大のイベント規模になり,かつオンラインと対面
のハイブリッドで行うという挑戦的な企画でした。最初はどうなるかと未知数でしたが,ふたを開けてみればテクノロジーを駆使しながらうまく展開することが
できたと思います。

さて,今回のテーマは「自分のトリセツ」を考えるということでした。
高校生が自分についてよりよく知り,苦難や壁にぶつかった際に,自分の力を
最大限に引き出して,逆境を越えていけるように,という願いを込めて開催しました。そして,いまなぜ学んでいるのかという問いについて考える機会になればと思っていました。

受験勉強が思い通りに行く人なんて,滅多にいないのだと聞きます。
誘惑や期待外れの結果,学習の生きずまり,先の見えない不安…などなど,
様々な見えない要因が受験生を攻撃します。しかし,自分の学ぶ意味を捉え
なぜ学んでいるのかという問いに答えられることで,不確定の未来に向かう意味を見出せるのだと信じています。いわば,学ぶということが推進力となり,受験生に襲い掛かろうとする様々な外的要因を退けることができるかもしれません。
また,受験勉強だけでなく,学ぶという営みは生涯に渡って繰り広げられるものですから,常に学ぶ意味を自覚しながら年を取っていくことは,自分の幸せのために生きていくことでもあります。そんな考えを受験生に少しでも感じてもらえればと思って,第3回目にはこのようなテーマに設定しました。

自分の過去・現在・未来を見つめることで,自分が何を学び,どんなことを学んで先へ行こうとしているのか?ということを明確に可視化するアクティビティを入れながら,ワークショップは展開されました。

自分の過去を見つめるセクションでは,ライフヒストリーグラフを使用して,人生のグラフを描いてみたり,未来を見つめるセクションでは,理想の自分について考えるということもしてみました。

自分の人生が人にはない固有なものであると自覚し,その固有な人生経験をその先にどうやって活かすのかを高校生にも考えてもらいました。ペアの人と交流することで、人との共通点や相違点を見つけ,自分の強みや武器を発見したという生徒さんもいました。そんな強みがこの先も学びで最大限で活かされるといいですね。

理想の自分を考える際には,現実の自分との差を意識してもらい,理想に達するためにはこの先どのような具体的なアクションを起こしていかなければならないのかを明確にしてもらいました。もちろん,受験勉強もその一つではありますが,もっとたくさんの人と話すことや趣味を突き詰めるといった,勉強以外の学びを追求していく必要性に気づいた生徒さんもたくさんいらっしゃいました。
これは嬉しい!

過去・現在・未来を考えた後には,「自分は今なぜ学んでいるのか?」という問いに答えてもらう形のプレゼンテーションを一人ひとりにしてもらいました。
参加者全員が自分の過去・未来・現在を考えていたことが感じられるプレゼンテーションで,一人ひとり個性が出ていた学ぶ意味を見つけられていたようでした。

その意味や強みをこの先に活かしてもらいたい!そんなことを説明してワークショップは終了しました。

閉会式では,学問ノススメより大井さんに貴重なお言葉をいただきました。人生の経験を紹介してもらったり,これからどこへ向かっているのか?という私たちがワークショップを通じて考えたことを大井さんにも考えていただけました。学ぶ意味の大切さ,学問ノススメが大切にしている人生の学びについてお話をいただきました。

今回のワークショップでは,高校生と大学生の直接的な交流があったこともあり,高校生がどんなことを考えていて,何を目指しているのか?ということをとても鮮明に感じ取ることができ,学ぶことができました。また,高校生同士が意見を交換することで,自分について考えたり,他者について考えられるという経験をもとに,どんな教育の形が本当の意味での「人生の学び」を実現できるのだろう,と考えることが出来ました。

高校生,大学生,社会人が共に学び合う。そんなワークショップを集大成となる今回は実現できたと思います!

参加していただいたみなさん,ありがとうございました。
また,本当に手厚いサポートと建設的な意見をくださりながら,イベントの企画,開催を手伝ってくださった,学問ノススメ様にも感謝申し上げます。


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