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小松太郎先生の講演


小松太郎先生の講演
木佐貫 伊央

急にまた寒くなりましたね〜!
共同代表の伊央です。

さて、みなさんは小松太郎先生という方をご存知ですか?UNESCOなどで長年働いて、いまは上智大学で准教授をされています。

大学の授業でこの先生が講演にきてくださったので、今回は学びを大切にするWITH-Üらしく、講義の内容をかいつまんでお届けしますね!

教育や平和構築に興味があるひとは必見です!

実は自分も高校生のときにこの先生のご著書を読んで国際教育開発したいなと思っていたので、今回の講演は個人的にすごく楽しみにしていました。


まずはじめは自己紹介から。

ご自身のライフワークを教えてくださいました。

<ライフワーク>

・厳しい環境でも、学びたい人が学べる環境をつくる

・生命・生活への脅威を取り除く教育を提供する

・暴力がない公平な社会を、教育を通じてつくる

・これらを達成するための教育はどうあるべきか、探求する

学生時代から国際協力に興味があったという小松先生。
国際平和と教育への想いが伝わってきますよねー。

次に、大学生へのメッセージを贈ってくださいました。

<メッセージ>

・予想通りにいかないことが人生
→予想通りにいかない場合に、何をするか?
→いつも学んで力をつけているという自信を持とう
・自分の「枠組み」を決めるのに急がない。時には「枠」を超えてみよう
・多様なひとと接して、自身を知り、鍛えよう
・重なることがある
→多様な趣味や興味がどっかで繋がることがある

冒頭で伝えられる先生はなかなかいないですが、最初にメッセージを理解することで、話のポイントもわかりますよね。枠組みの話は多くの学生が感銘を受けていました。

このあとは、時系列的に人生経験を学生に伝えてくださったのですが、中盤過ぎで出てきたのが、コソボの国連暫定統治ミッションのお話。

民族紛争が集結した直後のコソボでは、紛争のうやむやで、教育行政が機能していませんでした。

小松先生は、教育免許を持っていない先生の解雇や財政難による人員カットをする部門の統括をしていて、通知状の署名をしたそうです。

「次の日から、私の働く国連事務所に、職を追われた先生たちが押し寄せて、陳情に来たんです。なかには、『兄弟が下に5人いて、親は病気で働けない。働けるのは私だけなんだ』といってきた若い女性教師もいました。」
「車を2度もパンクさせられて、命の危険を感じました。」

生きるのに必死なひとたちを目の前にして、謝り続けるしかない。でも自分がこの仕事をしないと、コソボは良くならない。辛かったといいます。

「自分がしたことが誰かの役にも立つし、したせいで被害を被る人もいる。そういうところまで想いを馳せられることが大切。」とおっしゃっていました。

そんな小松先生が考える教育とは、「人生の選択肢の拡充」。

そして、それに最適なのが、小さすぎず大きすぎないコミュニティの規模感と混ざり具合のある、中等教育段階(中学生・高校生)だといいます。

ということで!

WITH-Üでは今後も、みなさんのキャリアの一助となるようなきっかけをつくっていきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

と強引にまとめましたが、小松先生の講義、本当に素敵な時間を過ごしました。

改めて感謝申し上げます。

最後に先生からの言葉を。

「立ち位置、枠、所属、とかを求める、決める必要はないし、激動の社会で、昔のひとが決めた立ち位置にしがみついて信じてやってていいのかなって思う。自分の信じるところでやっていってほしい」


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