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言霊


言霊
筒井優菜

三回目が回ってきました!じめじめっとした季節に少々やられている筒井です。私は生まれつき髪がくるくるなので、こういう雨の季節は朝から鏡を見てちょっぴりしょげています。

 

天然パーマってすごいんですよ…!(自分でいうのもなんですが)

髪の毛の長さと量が天候に左右されるんです。特にわかりやすいのが前髪です。晴れの日は髪の毛の水分量が減るのか、前髪が少し浮き、ある程度髪全体がまとまってくれます。これが、雨の日になると様子がガラッと変わります。前髪が水分を含んだせいで髪の毛がうねうねと元気に跳ね始めます。その上に前髪は長さがいつもよりちょっぴり伸びます。

先日も、前髪切った?と言われて天候のせいなんだよ…(笑)となっていました。

 

さて、私の変な前髪トークはこの辺で終わりにして。今日は自分の好きな詞について話したいと思います。かなりマニアックなので頑張ってついてきてくださいね。

 

磯城島(しきしま)大和(やまと)(くに)言霊(ことだま)(たす)くる(くに)()(さき)くありこそ

万葉集より、詠み人知らず(諸説あり)

ざっくりと和歌の意味を解説すると、この国(今でいう日本)は、言霊が助けてくれるお国です。『どうか無事であってね。』といった感じになります。これは、旅立つ人に向けて送った別れの歌です。

この和歌が詠まれたのは、奈良時代後半から平安時代。当時の人の、「行ってきます」は現代とはちょっぴり意味合いが異なります。

 

どこかへ旅行に出かけるとき、私たちならスマートフォンやパソコンなどで遠く離れていても家族や友達と気軽に連絡を取ることができますよね。

しかし、1200年前となると話は別です。旅へ出かけるとき、持っていけるのは少々の荷物と一回分のお弁当くらい。携帯なんてもちろんありませんから、送り出した後は、その人がどこにいるのかさえ分からない。ちゃんと生きているんだろうか…。途中で怪我したり病気にかかったりしてはいないだろうか…。

そんな旅立つ人を想う気持ちから生まれたのがこの和歌です。

 

命がけの旅をする旅人に向かって、『真幸くそあれ』と前向きな言葉をかけることで、“言霊”に守ってもらえるようにと願いが込められています。この“言霊”思想、実は私たちにも根付いているんじゃないかなと思うんです。

 

受験シーズンが近づくとみんながそわそわし始め、ある言葉に敏感になります。そう!「落ちる、すべる」ですね。

私の友人は受験前日に溝に落っこちてしまって、確実に受験に落ちた…と思ったそうです。(無事に合格したそうですが)

これは、私たち日本人が言葉の持っている力を心のどこかで信じてるからかなと思います。

 

もう一つ例を挙げると、小さい子がけがをしてしまったとき、よく周りの大人が『痛いの痛いの飛んでいけ~』って言いますよね。

私は子供のころ不思議とこれで泣き止んでいたことが多かったそうです。

 

こんな風に、もし言葉に力があるとしたら、とても素敵なことだと私は思います。あくまで個人的な意見ですが、言葉はだれかを幸せにする力も傷つける力も両方持ち合わせた“言霊”なんだと思っています。

 

“言霊”がもし存在するとしたら…

 

あなたの言霊はどんなことをしていますか?

誰かを見守っていますか?

誰かを励ましていますか?

誰かを傷つけていますか?

 

いろんな人の“言霊”がハッピーを作る力を持っているはずです。あなたの“言霊”で隣にいる人をハッピーにしてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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