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塾に行かないという選択肢。


塾にいかないという選択肢。
木佐貫伊央

こんにちは!
WITH-Ü代表の伊央です。

塾の生徒と弟が、中総体のサッカーの試合で対戦するというので、
この猛暑のなか観戦に行き、そして見事、真っ赤に日焼けしました。
シャツが擦れるだけで痛いです。

さて。
酷暑が続いていますが。
今日はそれとは全く関係のない、塾のはなしをしようと思います。

ときは戦国2013年。
僕にも、中学3年生のころがありました。受験生ですね。

そのころ、僕は塾に行きたかったんです。
珍しいですよねー。たいていの人がいやいや行く塾に自分から行きたいなんて。

ただ、経済的な事情もあって、結局それは叶わなかったんですよ。
塾に行っていなかったのは、37人のクラスで、2人だけ。(自分調べ)
幼ごころにショックでしたね。かるい教育格差というか。
思えばこれが教育に関心を抱いたきっかけだったかな。

まあそれはさておき。
木佐貫少年は、塾に行かずに当時絶賛D判定だった高校を目指す、という選択をしました。
血迷ったんでしょうね。たぶん。

まず、近所の本屋さんに足繁く通い、
「中学参考書」「高校受験」コーナーにある本に、全て目を通しました。
迷惑極まりないですね。
そして、各教科、自分好みの参考書や問題集を買って、計画を立てて勉強していきました。
また、Youtubeにあがっている動画教材を見て、理解を深めていました。
このころの木佐貫少年、わりとすごいんですよ。褒めたい。

最終的に、志望校に合格することができて。
めでたしめでたし。

ところが、なんですが。
いまアルバイトをしている塾の生徒たちを見ていると、
「これでいいのかな」と思うときがあります。

彼ら、勉強は与えられるものだと思っているので、
自分で何かやろうという考えには、なかなか至らないんですね。
学校に行けば先生が教えてくれるし、塾に行けば講師が教材を指示してくれる。

「ああ、もったいないな」って思うんです。
ものすごく素直でいい子たちなのに、って。
高校受験はこれで乗り越えても、高校に入ってから自分で勉強できないと苦しいよ、って。

僕自身、できるだけ彼らの自主性を大切にしたいと思っています。
「これがやりたい」「こっちがいい」って言われたら、
基本的にスケジュールを変更するように。
「何分でできる?」「どこまでできる?」と聞いて、
狭いながらもいくつかの選択肢から選ぶ経験ができるように。

この願いが届くかはわかりませんが。

教育環境が整備されるにつれて、
子どもたちが「受け身で」勉強していられる環境になってきていると思います。

でも、なにかがちがう。

僕らが本当にするべきなのは、
座っている子どもたちに何もかも与えにいくのではなく、
子どもたちがちょっと手を伸ばしたり、ちょっと足を動かしたりしたら届くところに、
たくさんの彩りある選択肢を用意しておくことなのではないかなと、そう思うのです。

選択肢を増やす。
僕自身のライフテーマのようなものでもあり、WITH-Üが目指している世界でもあります。

ぼくらの挑戦は、まだまだ、続いていきそうです。


コメント

  1. 神鷹 幹人 より:

    まぁ自分から勉強するっていう力はずっと育てて行かないといけないよね
    自分なりには性格も大きく関係してるものだからそれを変えて行くには簡単じゃないし時間もかかるとおもうんだけどね

    1. with-u より:

      コメントありがとうございます。
      (幹人からコメントがくるとは思ってなかったから嬉しいです、ありがとう。)

      たしかに主体性っていうのは、
      個人の性格だったり、それまでの環境(主に家庭環境)だったりが大きく影響してる部分はあるので、
      難しいし時間がかかることだと思います。

      誰かがポンって変えれるほど簡単なことじゃないけど、誰も取り組まなくていいほど不要なことではない。
      いやむしろとても必要なことかなと。

      ただ、それをそういう理想的な環境をつくるために、少しでも自分ができることをしたい。
      個人的にはそういうふうに考えています。

  2. 高山 より:

    自分も中高と塾に通い、今は講師として塾に携わってますが、殆どの生徒が受け身の授業態度であるなと感じます。何事においても受身ではそれ以上の成果は望めないと思いますね。
    会社のマニュアルも踏みつつ、生徒の主体性を今まで以上に尊重していきたいと思います。
    初めてwith-uの記事を読んだのですが
    面白かったです!

    1. with-u より:

      コメントありがとうございます。
      (高山からコメントくるのはかなり嬉しいです。はじめて読んでくれたとのこと。ありがとう!)

      たしかに、
      塾にはマニュアルが存在するから、すべてを自由にやらせることができるわけではないと思います。
      仮にその縛りがなくても、すべてを自由にしていいものかは議論の余地がありそうですが…。

      >何事においても受け身ではそれ以上の成果は望めない
      ほんとにその通りだと思います。
      教育に携わる者としても、いち人間としても、心に留めておきたいことばですね。

      お互いに塾講師として、教育に携わる者として、一緒にいい環境をつくっていきましょう!

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