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短編小説みたいなはなし。


短編小説みたいなはなし。
荒木ゆうか

こんばんは、お久しぶりです。
…と、言いたいところですが、
昼にもNewsを更新したばかりでしたね。
まだ読まれていない方はどうぞ、先に、こちらから。

【8月のブログまとめ】

前回のブログは、8月20日でした。
その日から今日までの2週間と少しの間に、
小説を10冊読み、
バイトをし、
同級生と遊び、
後輩に会い、
セミナーに参加し、
母校に帰り、
京都に行ってきました。

この夏に名前を付けるのなら、「将来について考えた夏」でした。
一見ばらばらに見えるたくさんの思い出が、
いつの間にか、つながっていたような気持ちです。

バイトで、
『将来の夢の叶え方』という名前の講座を開きました。
内容は、中学生を相手に、曼荼羅チャートやマインドマップを体験してもらうというもの。
特に、意識していなかったこの講座の名前。
しかし、この2週間の引き金だったように思います。

週末に、中高の同級生と半年ぶりに会いました。
4月から就職し、社会人として立派に働いている彼女。
ついこの間まで、同じ制服を着て、一緒に授業を受けていたのに。
「就職」が、遠いものではないことを実感しました。

その数日後には、他県の大学で教員免許をとろうとしている後輩と会いました。
わたしの大学とは少し異なり、すでに教職課程の学習が始まっているという彼。
「将来何になるんですか?」と問われてもうまく答えられないもどかしさ。
中学の頃からの後輩から、追い越されている気分になりました。
あれ、いつの間に先輩になっちゃったの?みたいな感覚。

そのような中でも、
大学1年生の頃から毎月参加しているセミナーと、
梅雨の終わりから4回に亘って受講してきた講座では、
自分の成長を感じました。
1年前より、数か月前より、「何か」が変わっている。大丈夫、って。

卒業ぶりに母校へ帰ると、
お世話になった先生方とお話しする機会がたくさん。
聞くところによると、今年の高3生は例年にも増して公務員志望が多いそう。
ああ、2つ下の後輩のほうが将来についてちゃんと考えているのではないだろうか。
部活で仲良くしていた3つ上の先輩方の就職報告も聞き、
自分だけ卒業した時のまま取り残されているような気分に。
毎日毎日、取り憑かれたように通い、
貪るように小論文の問題集を漁り、コピーしていた進路資料室で、
壁に並べられた赤本と、近い将来「過去のもの」と扱われ始めるのであろう
センター試験の過去問を眺めながら、
「次、母校に帰るときには。」と決意しました。いろいろと。

京都では、
念願かなったこともあり、
本当にのびのびとできたのですが。
最終日の夜。急に同行者が「今から5分間くらい電話してもいい?」と聞いてきたため、
興味本位で内容を尋ねてみると、「新聞記者の人から、『就職協定の廃止』についてどう思うか意見を求められて。」と。
そもそも『就職協定』すら、よく知らなかった私。
少し離れたところで、自らの意見をもって、時事問題を理解している同級生。
「簡単に説明すると、俺たちの代から、〈今〉から就活初めてもいいよーってことになるってことだよ」と。
それが、どれほどの変化なのか、どのような感想を持つべきなのか、正直よくわかりませんでした。
ただ、「みんなそんなの、どこで習うんだろう。」と。
常識といわれてしまえばそれまでなのですが、自分の未熟さを知りました。

帰宅して、夜行バスで疲れた身体を休めながら、小説を読みました。
主人公は大学2年生。小説が終わるころには、大学4年生になっていました。
院進と就職で揺れる主人公。自分を映しているようでした。
小説を読み終わり、焦りと不安からじっとしていられず、
気になっていた職業と、その採用情報、会社に関する詳細を調べ続けました。
そしてようやく、自分の将来と向き合うことができたような気がします。

この2週間弱の出来事の、
ひとつひとつがわたしにとっての「学び」であって、
どれか一つが欠けていたら、
将来と向き合うのも、まだ先だったかもしれない。

 

机に向かって勉強することだけが「まなぶ」っていうことじゃないんだよ。
「まなぶ」っていうことは、本当に本当に楽しくてわくわくすることなんだよ。
「勉強の楽しさを伝えたいから、小学校の先生になりたい」といっていた小学生のころから、
変わらないところは、ここなんだろうなあと。

 

基本的にセンチメンタルな人間なので、
ちょっぴりしんみりとしたブログになってしまいましたが、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

(あとがき)
本当は、就職のはなし。とか将来のはなし。とかにしようと思っていたのですが、
はなしとはなしが重なり合ってひとつの作品になる短編小説みたいな2週間だったなと思い、
このタイトルに決めました。


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