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記憶とともにある本のはなし。


記憶とともにある本のはなし。
荒木ゆうか

お久しぶりです、荒木です。
約1ヵ月ぶりのブログです。みんなの自己紹介ブログ、面白かったです。

今回の共通テーマは、「おすすめの本」だそうです。
本についてブログを書きすぎている気がするので、遠慮しておこうかと思ったのですが、どこかの誰かの何かのきっかけになれるかもしれない機会をいただけたので、ちょっとだけ紹介します。

小学生のころから、毎週末は市立の図書館に行き、本を借りて読むということが当たり前だったので、図書館は、私にとって非常に愛着のある場所でした。受験期には、図書館の自習室にお世話になりました。(『恋人のような存在のはなし。』)
環境に恵まれ、たくさんの本に触れる機会があったので、おすすめの本を紹介しはじめてはキリがないので、過去を振り返ってみて、どのような本が特に印象に残っているのかな…というのを書き出してみたいと思います。

小学生編
『バッテリー』あさのあつこ
『DIVE!』森絵都

全国各地の小学校の図書室に必ず置いてあるのでは…?と思うくらい有名な児童文学作品。スポーツが嫌いな私でしたが、このころは、スポーツを題材とした小説に夢中になっていました。上記2作品に加えて、中学生になってから読んだ『一瞬の風になれ』(佐藤多佳子)は、わたしのなかでの3大スポーツ小説です。

中学生編
『浜村渚の計算ノート』青柳碧人

渚ちゃんという中学2年生の女の子が、数学がなくなった世界で、悪者と戦いながら数学を楽しく解くはなしです。同い年だった渚ちゃんは、いつの間にか6つ下に…(まだ続いています)

朝井リョウ作品

『桐島、部活やめるってよ。』ですばる新人賞を受賞し、一躍有名になった朝井リョウ。このブームに乗っかって(?)彼の作品を読み始めたのもこの頃からです。『少女は卒業しない』が一番好きだったような気がします。中学2年生の頃、直木賞を受賞した『何者』に挑戦しましたが、就活の概念がつかめず、途中で挫折。高校生でリベンジしました。今読むのは…こわい…。
高校生の頃、朝日新聞社主催の10代限定オーサービジットというイベントでお会いして、とても頭の回転が速い方だなと感じました。

桜庭一樹作品

『GOSICK』を夢中になって読んでいました。カタカナの登場人物が苦手なのですが、この作品と『パーシージャクソンとオリンポスの神々』(Rick Riordan)は、がんばって読みました。『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』の「愛は絶望だ」という表現が印象に残っています。『少女には向かない職業』を最近読んだのですが、面白かったです。

中田永一作品

『百瀬、こっちを向いて。』は、私が通学のときに利用していた駅が登場する思い出深い作品です。この小説を読んで、花言葉を意識し始めました。幸せ、キュンキュン、きらきらの青春を味わいたくなったら、彼の本を手に取ります。百瀬や、『くちびるに歌を。』など、映画化されている作品も多々あります。

高校生編

乙一作品

中田永一の別名義。デビューは、高専1年生の夏休み。処女作の『夏と花火と私の死体』は死んだ女の子が主人公のはなしです。
乙一の作品は、怖くて、ぐろいのも多々あるので距離を置きながらも、そのなかにある繊細さ、虚しさ、儚さに惹かれて、怖いのを我慢しながら読んでいました。何度読み返しても『失はれる物語』『GOTH』『きみにしか聞こえない』は泣きます。ほかにも、おすすめはたくさんあるので、綺麗事の世界に飽き飽きした人は是非。
短編小説が多いです。彼の作品のおかげで短編小説に対する抵抗感がなくなりました。

本多孝好作品

『WILL』の表紙に惹かれて借りて、読み終わったあとで3部作の2部作目と気付いた印象的な出会いの作家さんです。
作中の「絶情」という表現に、恋に落ちました。
『MOMENT』『WILL』『MEMORIES』の3部作はとても素敵です。やはり一番好きなのは『WILL』なので、順番通り読むのも、『WILL』から読むのも、おすすめします。
処女作『MISSING』は、登場する女性が美しくて儚くて愛しいです。

『夢と希望の人生学』佐藤剛史

高校2年生の夏、友だちに「誕生日プレゼント何がいい?」と聞くと、「夢と希望。」と返され、それがきっかけで出会った本です。
大学生の主人公が講義(必ずドラゴンボールの話になる)を通じて、やる気をだしたり、自分に自信をもったりして、成長していきます。
著者の佐藤剛史先生は、九大の先生です。大学に入学して、「先生の本が大好きでした!」とメールを送ると、すぐに返信をくださり、お会いできたことが思い出です。主催されている「大人塾」にも2年間通わせていただきました。面白い空間なので、ぜひ。あれ、本の紹介じゃなくなってしまった。

大学生編

『Franny and Zooey』J.D.Salinger

『ライ麦畑でつかまえて』が有名なサリンジャー。母親に推されて高校生の頃苦しみながら読んだ『ライ麦畑でつかまえて』でしたが、『Franny and Zooey』は、すんなりと読むことができました。大学生に読んでほしい作品です。この作品は、グラス家のシリーズ物の1つだそうで…私もまだ全ては読むことができてないので、これから、ですね。
ちなみに、村上春樹訳を読んだので、Zooeyはズーイと訳されています。訳者によって、ゾーイーと訳されることもあるので、おもしろいですよね。
村上春樹について言及すると、またまた長くなりそうなのでやめておきますが…『カンガルー日和』に収録されている『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』という作品が大好きです。

『あおくんときいろちゃん』レオ・レオニ

絵本です。あおくんときいろちゃん。
自分は自分のままなのに他者から受け入れられなくなってしまったと葛藤を感じている人、最近おつかれモードの人におすすめです。
レオ・レオニの作品。そう、『スイミー』です。

**

長くなってしまいました。
小説ばかりおすすめしてきましたが、漫画も読みます。
『ちはやふる』は小学生の頃から買い続けて愛読しています。同い年だった千早が、一気に先輩になり、一気に後輩になりました。
百人一首が好きで、この漫画を手に取り、この漫画のおかげで百人一首にはまり…昨年夏、念願の近江神宮を訪れました。
次は、時雨殿にも行きたいです。

さて、長くなりました。1冊でも手にとってみたいと感じる、古き思い出が蘇る、作品はありましたでしょうか。
人生は1度しかないので、捨てなければならない選択肢もたくさんあるけれど、自分の選べなかった選択をし、新たな世界をみせてくれるのが本だと思っています。

また、読書友だちにも恵まれ、本の内容を思い浮かべると、それをすすめてくれた友人、感想を語り合った友人の顔が次々に思い浮かびます。このブログを書きながら、小、中、高、大を共に歩んできてくれた本を思い出しているときも、たくさんの友人や関わった人の顔、エピソードが蘇ってきていました。
本を好きな人、嫌いな人、いろいろな人がいると思いますが、私の場合は、たまたま本を読まざるを得ないような環境にあったおかげで、本が、私の人生を何倍も濃くしてくれたので、これからも付き合い続けていきたいなぁと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

(おまけ)
ブログを書いたあとにおすすめしたくなったおすすめの本

『君の膵臓をたべたい』(住野よる)
クラスメイトのあまり積極的に話すタイプではない男の子が、目を輝かせながらこの本は面白いとすすめてきてくれたのが印象に残っている本。以前、『選択のはなし。』で話題に挙げました。

『コンビニ人間』(村田沙耶香)
コンビニでバイトをしている人にはぜひ読んでほしいです。主体的に、とか、アクティブラーニング、とか、創造、とか言われる風潮が苦手な人には特におすすめです。

(おまけ)
文中にたくさんリンクをはっているのもありますが、過去の「本」に言及したブログをすこし。
『はなしのはなし。』
『かえる会09のはなし。』
『「クロップシュトック!」のはなし。』
『村上春樹を読んでいそうな人のはなし。』

(おまけ)
一番上の画像は、若かりし頃の私です。
平成26年だそう。5年前…。
大好きな作家さんとのツーショットです。
緊張しました。
お顔は、ネットで調べてみてください。


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