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自己紹介って難しいですよね。


自己紹介って難しいですよね。
福岡尚史

 

 

うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川……

 

冒頭の一節はご存知の通り唱和「ふるさと」の歌詞ですね。しかしこのような「うさぎ追いこぶな釣る」故郷を思い浮かべる人は少ないと思います(少ないと書いたのは伊都キャンの近くならワンチャンありそうだと思ったので「いない」と書けなかったからです)。

故郷ってなんでしょうか。子供時代に過ごした土地でしょうか。それでは出身地はなんでしょうか。自己紹介で書いた通り、僕は滋賀県出身ということになっています。しかし純然たる意味での出身は滋賀県ではありません。僕が生まれたのは京都府の病院です。当時僕の家族は京都府に住んでいました。僕が一歳になるまでに滋賀県に引っ越したので、当然京都の記憶はありません。また両親ともに大阪出身なので僕の話す言葉は大阪訛りの関西弁です。そして苗字は福岡……それは関係ないか。

このように自己紹介でよく聞かれる問いって以外と難しくないですか?このブログを自己紹介のブログにしようとしていたけれど斜に構えるヤツと思われるのがいやで避けたという話は置いておいて、この話を進めていきたいです。

例えば「好きな教科は何ですか?」です。大学に入ってからはあまり聞かれることがないですが、高校まででは定番の質問ではないでしょうか。僕が高校2年生の頃の話です。担任の先生が「自己紹介カード」を配って色々な質問を投げかけてきました。その中で好きな教科を聞かれた僕は「家庭科」と答えました。するとどうでしょう、担任が親との面談で「家庭科って書いてきたのは30年以上の教師人生で初めてだよ」と言ったのです。もちろんこの話には裏があります。僕の通っていた高校は関西でも有数の進学校で、その担任は受験指導で定評のある先生でした。当然「好きな教科」とは「試験で高得点が期待できる教科」であり副教科を書くのはナンセンスなのです(しかも男子校でありネタで書くなら「体育」であり「家庭科」ではないのです。男子校の話はまた今度)。やっぱり僕は斜に構えていますね。この話はともかく、僕は好き=得意ってなかなか納得できないのです。僕は数学が得意でしたけど数学は好きではありませんでした。分かっていても「好きな教科」に数学と書くことには抵抗があります。

このように「好きな教科」は「得意な教科」と定義できます。これは冒頭の故郷と出身地の話に繋がります。さらっと書いたのですが、故郷は子供時代に過ごした土地、出身地は生まれた土地と定義することができます。また僕が滋賀県出身というように出身地を育った地という定義もできます。

何が言いたいかというと定義が複数ある問いって難しいということです。問われていることについてしっかり考えなきゃいけないなと思いますね。


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