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『ぼくらの910日間戦争』


  WITH-Üラストブログ
『ぼくらの910日間戦争』| 木佐貫 伊央

 

こんにちは!朝ならおはよう、夜ならこんばんは!
学生団体WITH-Ü代表の、木佐貫 伊央(きさぬき いお)です。

さて、本日、2019928日をもって、WITH-Üは初代から2代へと代替わりをします。
201742日の創設から910日ものあいだ、WITH-Üを応援していただき、ありがとうございました。

あの日、6人からはじまった「学生団体 w i t h ゆう」が大きくなり、今では27人の「学生団体WITH-Ü」になりました。Googleで「WITH-Ü」と検索したら、一番上に出てきます。ここまで、山あり谷あり、決して順風満帆とはいえない道のりでしたが、計36人の仲間と応援してくださるみなさんに支えられてやってくることができました。本当にありがとうございます。

ラストブログは敢えて趣向を変えて、『ぼくらの910日間戦争』というタイトルにしました。
ちなみに、なんとこれまでに38ものブログをかいてきたようです。すごい。
記念すべき一番最初のブログはこちら→はじめまして♪
ついでに、一番お気に入りのブログはこちら→塾に行かないという選択肢。

さて、そろそろ、本題に入りましょう。
秋の夜長にワイングラスでも傾けながら、おつきあいいただけると嬉しいです。

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WITH-Üの誕生を紐解いていくと、根底には、僕自身の教育に対する問題意識があります。

大きくまとめると教育格差、となるのでしょうか。塾に行けないといった経済的なものや、地方で刺激が少ないといった地理的なものなど、これらの教育格差を少しでも是正するために、キャリア教育という手段が有効なのではないか。そのなかでも、じぶんで思考して選択することができる高校生に対して、ナナメの関係である大学生ができることもあるのではないか。そう考えて、高校生の選択肢をもっと彩りのあるものにしたい、という想いがありました。

とはいえ、すべてのメンバーがキャリア教育に関心があるわけではありません。あくまでもWITH-Üは「キャリア教育」ではなく「教育」系学生団体と銘打っているのもそういう理由からですが、ここに集まっているのは実に多様なメンバーです。

僕が上記のような想いを抱いていたのは2017年の冬。似たような問題意識を持っている団体を探しましたが、福岡では見つけることができませんでした。じゃあつくろうってことで、とにかく教育に関心があって一歩を踏み出したいと思っている仲間を集めることにしたんです。それで集まってくれたのが、初代7人。学部LINEの自己紹介をみて声をかけたり、高校の同級生を誘ったり。形も実績もゼロなのに、よく入ってくれたなぁと今では思います。本当にありがとう。

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そうやって201742日に6人でスタートしたWITH-Ü。じぶんが創設して代表をしてきたWITH-Üをいざ代替わりするとなると、いろんな感情とか想いが溢れてくるのですが、ここでは、大変だったことと嬉しかったことを2つずつ挙げようかな、と思います。

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まずは大変だったことから。

1つ目は、完全にゼロからの挑戦だった、ということです。経験もないし肩書きもないし人脈もないなかで、まずは教育について学ぼうと月に1回集まることからはじめて、イベントを企画・開催し、新聞社に取材してもらったり高校にフライヤーを掲示してもらったり。その過程で高校や企業からお声がけいただけるようになって一緒にプロジェクトをさせていただいたり。

すべてがはじめてで手探りで、全部がうまくいったわけではありませんでした。乗り越えられない壁もありました。でもなんとか、ここまで辿り着くことができました。支えてくれた方々、本当にありがとうございました。

2つ目は、ひとつのチームになることのむずかしさです。教育に対する問題意識も思い描く理想像も人それぞれ、学部も大学もちがうメンバーをひとつにまとめることは、ひょっとすると、これまでに経験してきたどんなことよりも難しかったかもしれません。

僕は代表ではありましたが、カリスマ性を持っているわけでもなく、かといってめちゃくちゃひとから慕われるタイプでもない、至ってふつうの人間です。そういう「性格」面では代表向きではないですね。面談やアンケート、火曜ランチ会など意見を取り入れながらマネジメントをしてきましたが、最後までうまくみんなの気持ちをひとつにすることはできなかったし、一人ひとりの個性を充分に発揮できる環境をつくることはできなかったかもしれません。

どうしても上手くいかなくて、何度もこの団体を畳んでしまおうかと思いました。今も、後輩に託していいのか、戸惑っている部分も、実は、あります。だから後輩たちには、託されたバトンを無理に繋がなくてもいいと言いたい。全員とはいかなくても、じぶんたちが信じていることをやれば、それがあしたを描くものであれば、必ず仲間がついてくるはずです。その仲間と一緒に、WITH-Üの未来をつくっていってほしい。
仲間がいなくなったときは、WITH-Üが必要とされなくなったときです。もしかしたらWITH-Üが取り組むべき課題がなくなったときかもしれません。それは素晴らしいことですね。もしかしたらWITH-Üが提供できるものが「価値がない」ものになったときかもしれません。それはとても悲しいことですね。そうならないように、創設者・初代代表として、今後もできるかぎりのサポートはしていきたいなと思います。

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次に、嬉しかったことをふたつ。

1つは、じぶんたちが関わった高校生が、僕らとはなしをしたりイベントに参加したりするなかで、主体的に進路を決めたり、「まなぶ」ことを前向きに捉えたりする姿を、いくつも見ることができたことです。なかには、高校時代からWITH-Üのことを知ってくれていた、イベントに参加してくれていた、そんな子たちが大学生になってWITH-Üに入ってくれたこともありました。あれは本当に、やってきてよかったなと思える瞬間のひとつです。

もう1つは、同級生はもちろん、後輩とも仲良くなれたことです。これはかなり個人的なものなのですが、基本的に先輩や後輩といった年のちがうひとと接するのがものすごく苦手なんです。でもWITH-Üでは、仲良くしてくれる後輩がたくさんできて、本当に嬉しかったです。仲間に恵まれたなあとしみじみ感じております。

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さて、過去イチくらいに長くなってしまったこのラストブログも、終盤に差し掛かって参りました。

ところで、今回のタイトル、覚えていますか?
ええ、『ぼくらの910日間戦争』ですね。

このタイトル、わりとどの世代の方も見覚えありませんか

そう、最初からお気づきの方も多かったかもしれませんが、宗田理さんの『ぼくらの七日間戦争』から拝借しています。(もし、読んだことがない方がいれば、小説でも映画でもいいのでぜひ読んでいただきたいです。)
なにを隠そう、僕はこの「ぼくらシリーズ」の大ファンなのですが、『ぼくらの七日間戦争』のあらすじを超ざっくりいうと、「ごくふつうの中学生が、学校や親に反発して廃工場に立てこもって闘う」というものなんですね。

もちろん、そんなに過激な思想や手法を、私たちWITH-Üが持っているわけではありません。でも敢えてこのタイトルにしたのは、「WITH-Üを通して、選択肢や可能性をもっと拡げていってほしい」という想いを込めたかったからです。

彼ら − ぼくらシリーズに出てくる、英治や相原やひとみたち − も、あの夏までは、学校や親に従順な、閉じた選択肢と可能性のなかで生きていたことでしょう。でも、それをじぶんたちで打開した。

WITH-Üのメンバーもそうでないひとも、うまくWITH-Üを利用して、じぶんの選択肢と可能性を拡げていってほしい。WITH-Üにはそれができる力と環境があると思うし、僕が代表として過ごした910日間も、きっと、そうでした。そして、ひとりでは、じぶんたちでは打開できないひとたちに、「まなび」という手段を通して一緒にあしたを描く存在であってほしい。心からそう強く願います。

 

これからのWITH-Üに期待しています。
そしてどうかみなさま、今後とも学生団体WITH-Üをよろしくお願い致します。
910日間、本当にありがとうございました。

 

学生団体WITH-Ü 創設者/初代代表
木佐貫 伊央


コメント

  1. 匿名 より:

    本当にお疲れさま。たくさん悩んだことも辛いこともあったと思う。強がりな分悔しかったこともあるはずだけど、これからきっとその力が生きてくると思う!少し休んで自分のしたいことするのもありだと思うよ。910日間本当にお疲れさま。教育ってまだまだこれからだよね!頑張ろうね!

  2. 莉央 より:

    きっささん!こんにちは。
    突然のメッセージ失礼します。

    まずは、今までお疲れ様でした。
    そして、ありがとうございます😌
    本当に、きっささんに出会えたこと、with-uという団体を通して色々な世界を見れたこと、心から感謝しています。
    感謝してもしきれません。笑

    様々なイベントや、興味に関してとことん付き合ってくださったこと、
    そして、私だけでなく、私が連れてきた友達にもたくさんの世界を見せてくださいました。
    私はもちろん、私以外の私以外の友達も、いいきっかけを与えてもらった、と言っています。

    まぁ、要は何が言いたいかと言いますと。
    with-uを通しての、たくさんのきっかけを、ありがとうございました!

    これからのきっささんの人生が、さらに充実したものとなるよう微力ながらお祈りしています🌸

    1. 木佐貫 伊央 より:

      莉央ちゃん!
      コメントありがとう!

      WITH-Üができた当初から、イベントに参加してくれたりブログを読んでくれたり…、本当にありがとう😊

      莉央ちゃんや他のお友だちの「きっかけ」になっていたということ、すごく嬉しいです。

      とはいえ、僕らWITH-Üが見えている世界も、高校生にみせることができている世界も、まだまだ小さなもの。
      莉央ちゃん自身、高校を卒業して新たなステージに踏み出すと思うけれど、ぜひ、もっと大きい世界に触れていってほしいなと思います。

      約2年間、ほんとにありがとう。
      そしてこれからもよろしくね!
      まずは受験がんばって〜🎌

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