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私と写真と。


私と写真と。
時川碧海

 今や、日本国民のほぼ全員が、10万円ほどのカメラを持ち歩いています。スマホです。「いや、これはカメラじゃない、電話だ」という声も聞こえてきそうですが、アプリの使用頻度を調べると、きっと電話よりもカメラとして使っている方の方が多いのではないでしょうか。先日iphone11が発売されました。タピオカレンズ、とも呼ばれていますが、性能や使い勝手のよさに驚きました。こだわりはなく、ただ綺麗な写真が撮りたい、というときには滅茶苦茶良いカメラですよね。

 私はというと、コンパクトデジカメ、いわゆる普通のデジカメと、一眼レフカメラの入門機を持っています。あ、スマホもですね。カメラをぶら下げて歩いていると「写真好きなんですか?」とよく聞かれます。滅茶苦茶好きです。カメラじゃありません。写真が好きなのです。じゃあいつからなのかというと、昔話が始まります。

 中学生の頃、いわゆるボーイスカウトの大会と呼ばれる、ジャンボリーというものに参加しました。しかも日本大会(アジア太平洋地域のものも含む)と世界大会。今回に限ってはすごいことではありませんが、本当はビックリしてもしきれないくらい、すごいことです。全国、もしくは世界中のボーイスカウトが1ヶ所に集まりキャンプし交流を深めるイベントです。そんなすごいイベントですが、この文章を読んだ方は、へー、くらいの感想しか浮かばなかったのではないでしょうか。そう、私には壊滅的に語彙力も文章力もない。ここが問題だったのです。すごい経験をした、これを多くの人に伝えたい、でもお喋りでも物を書くものできない、さあどうしよう、というときに、見つけたのです。写真です。写真は言葉が通じなくとも文章力が残念でも、色んなことを伝えることができます。もちろん、もともと写真を撮ることがなんとなく好きかも、と思っていたことも影響しています。ただ、そこから明確に写真したいなーと思い始めました。

 でも今じゃ写真って誰でも撮れるやん。そんなことが頭に浮かぶと思います。そう、誰でも。赤ちゃんでも。ただ、赤ちゃんの撮った写真とプロカメラマンの撮る写真はどう違うのでしょうか。撮影がうまいか下手か?そうなると、うまい、というのは何が基準なのでしょうか。難しい問題です。そしてもうひとつ。目で見える世界と、カメラを通して見える世界は異なります。当たり前といえば当たり前です。しかし、私にとっては大問題です。私は見た、感じた、その世界を切り取って伝えたいのです。でも、写真にはそのまま世界を写して伝えられない。

 じゃあ……ということで、原点に戻って考え直してみます。私が伝えたかったのは、伝えたいのは、自分の目で観て感じた感情や美しさといったものです。それさえ伝えられればいい。そうなると、世界の切り取り方や魅せ方で変わってくるのが写真です。どうやったら自分の感じたものを伝えられるか。写真は世界がそのまま映るように見えて、そうではないところが難しく、また面白いところですね。

 「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。小さい頃は、「そんなわけあるか、才能は大事にきまっとるやん!!!」と思っていました。この歳になって、言葉の意味を理解できるようになりました。いくら得意でも、好きじゃなければやってられん、才能とかじゃない、熱意がどれだけ重要かを最近実感しております。

 さて、ここまで写真が好きだ、好きだ、と言っておきながら、どこが好きなのかと直接尋ねられると、私は急に困ります。明確な答えが見つかりません。ただ一つ言えることは、明確に答えられるものがなくとも、この気持ちがあるからこそ、できていることもあります。上には上がいるものですが、どんな形であれ、自分だからできること、というものを確立したり見つけたりしたいものですね。

 今回は、私の好きなものの話を懇々とさせていただきました。ぜひ、この文章を読んでくださっている貴方の好きなことも、語ってほしいです。現実も、理想も、目標も。言霊の力は大きいと思います。だからこそ、声を大にして言いたい。私は大学の専門だけでなく、写真でも認められる人になる!

 では、今回はここまで。なかなかの長文、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

PS: 今回の写真は、かの有名な猫の島にて撮影したものです。画像が読み込まれない、ということがあるようなので、ちょっとサイズは小さくしてみました。


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