東峰村裏プロジェクト

#2 春の東峰村を訪れるその②~小石原焼と窯元さん~


春の東峰村を訪れるその②
~小石原焼と窯元さん~

 

〜プロローグ〜
3月、
福岡県東峰村。
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悠久の歴史が息づくこの地域。
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春の陽気に恵まれた自然豊かな空間と、ゆったりと過ぎゆく時間。
思わず身をゆだねたくなるこの刹那にも、手を休めない人の姿がありました。
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今回の裏プロジェクトでは、小石原焼のおはなしを、お届けします。
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〜小石原焼と民陶祭〜
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江戸の時代より受け継がれてきた、小石原焼。
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長い歴史を有する小石原焼には、特別な日があります。
毎年5月と10月に行われる、民陶むら祭(通称:民陶祭)です。
あ 
1962年に初めて開かれた民陶祭は、
いまでは来場者数が10万人を超える大規模なイベントとなっています。
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それぞれの窯元で窯出しされた陶器が、よりどりみどり、ずらりと並ぶ、このお祭り。
全品2割引という価格帯や、新作に出会える魅力に、全国から陶器ファンが足を運びます。
普段はのどかな東峰村が、一気に活気づく瞬間です。
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〜カネハ窯〜
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今回、東峰村にお邪魔したのは、3月下旬。
どの窯元さんも、民陶祭に向けて、粘土をこねたり、絵付けをしたりと、慌ただしく準備をされていました。
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熊谷裕介さん。
東峰村の名産品である小石原焼をつくる、作陶家です。
あ 
小石原地区は、古くから、焼き物の産地として、知られていた地域。
熊谷さんは、その50あまりある窯元のひとつ、カネハ窯の窯元さんです。
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今回のWITH-Ü×東峰村の仕掛け人でもある熊谷さんは、東峰村の地域おこしを第一線でおこなっているひとり。
2011年までおこなわれていた小石原小学校の山村留学で里親もされていました。
実はメンバーのゆうかも、熊谷さんにお世話になったひとり。
昔話に花を咲かせていましたよ。
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熊谷さんのお家をはじめ、多くの窯元さんの家には、棟続きに店があり、焼き物が並べられています。
伝統的な刷毛目・飛び鉋という技法を受け継ぎつつ、新しい創意工夫を凝らした作品がたくさん。
あれもいい、これも好き。
お気に入りのものがたくさんできます。
店内も、ほら、こんな感じ。とても素敵ですね。
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なかにはこんなものも。
陶器をつかってこの発想が出てくるあたり、さすが職人さんです。
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心ゆくまで焼き物を楽しんだあとは、裏手にある、登り窯へ。
これで焼けるのか、と不安になるほど簡素なつくり。
どのように火がつくのかとても不思議でした。
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ついつい長居してしまった熊谷さん一家にお別れを告げて、次の窯元さんのところへ。
そうそう、一家と書きましたが、
家族みんなでやすりで磨いたり、陳列の整理をしたりしていて、それがとても印象的でした。
まさに伝統的な家内制手工業。
みんなでひとつのものをつくりあげる。素敵ですよね。
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〜ヤママル窯〜
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さて、お次はこの方、
梶原成美さん。
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お邪魔したときは、まさに作業の仕上げ途中。
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それでも、手を休めて、お話をしてくださいました。
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同じ小石原焼でも、窯元さんによって作風は様々。
梶原さんのヤママル窯は、一般的な陶器に加えて、小石原焼の源流である磁器もつくられています。
これはラスター彩というのだそう。
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淡い光に映える感じがたまらないですね。
  あ
他にも、このようなちょっとユニークなものも。
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んん?鳥?
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ここにあるのは、絵付けをする前のもの。
少し山を登ったところにある、工房を訪ねてみると…
いました!鳥!
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色とりどりで綺麗ですね〜。
一羽、もらいたいほど、魅力的。
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ここで迎えてくださったのは、
ご主人の梶原日出さん。
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手と棒状の道具をつかって粘土をこねて、形を整えていました。
ろくろを使わないでも、陶器って、できるんですね。驚きです。
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こちらでも、窯を見学させていただきました。
薄暗いなかに数々の陶器があり、独特の空気が心地よかったです。
  あ
まさに職人さんといった雰囲気のご主人に挨拶をして、鳥たちにお別れをして…
今回の窯元さん訪問は、おしまい。
他の窯元さんも、ぜひ、訪ねてみたいものです。
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〜エピローグ〜
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筆者が小石原焼に直に触れるのは、実は今日が2回目。
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それでも、みているうちにじぶんのなかのこだわりができてきます。
この模様が好き、感触はこのザラザラ感だなあ…、やっぱこの色合いでしょ、といった具合に。
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そんな一つひとつの想いを大切にしたいと思った、1日でした。
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〜次回の予告〜
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さて、今回の裏プロジェクトはここまで。
ゆっくり更新していきますので、気長にお待ちください。
  あ
今回の担当は、東峰村初心者、木佐貫伊央でした!
次回もお楽しみに!
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〜パパッと解説!専門用語!〜 あ
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・刷毛目:化粧土をかけてすぐ、ロクロを回転させながら刷毛や櫛を当てて模様をつける技法
・飛び鉋:生乾きの生地に化粧土をかけた後、ロクロで回転させながら、湾曲した鉋で化粧土部分を削り取って模様をつける技法
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〜参考文献〜
・東峰見聞録(http://toho.main.jp/index.html
・登り窯fromWikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/登り窯)

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